液体ヘリウム注文

液体ヘリウム注文システムへの登録

初めて液体ヘリウムの供給を受ける方は、こちらをご覧の上、極低温科学センターにご相談ください。
液体ヘリウムの供給・回収の体制が整いましたら、以下の手順に従って液体ヘリウム注文システムの登録手続きを行ってください。

液体ヘリウム供給内規(学内LAN限定)をお読みの上、
液体ヘリウム注文システム利用申込フォームに必要事項を入力してください。
※発行するアカウントは研究室につき1つです。
※申込フォームは必ず教職員が入力してください。
液体ヘリウム利用申込フォームはこちら

登録が完了しましたらメールにてお知らせします。

ユーザーマニュアル(学内LAN限定)を参照して申し込みしてください。

※学内でも外部業者などのネットワークを利用している環境では学内限定ファイルを閲覧できません。
 ファイルが必要な場合は helium(アットマーク)mail.clts.tohoku.ac.jpまでご相談ください。



液体ヘリウムの受取・使用量の算出について


部局名 受取場所 算出方法
理学部 極低温科学センター棟別館
(旧:低温サブセンター)
容器置場に極低温科学センターが準備します。使用後は建物区分を間違えないよう回収ラインに接続し、「使用済」のカードを掛けてください。 容器準備時および返却確認時の液面計の差を使用量とします。
実験機器にくみ出しを受ける場合:
事前に準備と予約が必要です。詳しくは表の下の説明をご覧ください。
実験機器に注入前および注入後の液面計の差を使用量とします。
理学研究科合同B棟
(旧:理学系総合研究棟)
231号室まで極低温科学センターが配達します。使用後は速やかに容器回収の連絡をお願いします。 容器搬出時および回収完了時の液面計の差を使用量とします。
工学部 工学研究科低温センター 工学研究科低温センターに極低温科学センターが配送します。使用後は工学研究科低温センターへ容器を返却してください。 容器搬出時および回収完了時の液面計の差を使用量とします。
実験機器にくみ出しを受ける場合:
事前に準備と予約が必要です。
詳しくは工学研究科低温センター内線5897またはE-mail: eng-teion(アットマーク)grp.tohoku.ac.jpまでご連絡ください。
実験機器に注入前および注入後の液面計の差を使用量とします。
マテリアル・開発系材料実験棟
先進核融合炉工学総合実験棟
化学・バイオ系研究棟
各所定の場所まで極低温科学センターが配達します。使用後は速やかに容器回収の連絡をお願いします。 容器搬出時および回収完了時の液面計の差を使用量とします。
薬学部・学際科学研究センター他 各部局所定の場所まで極低温科学センターが配達します。
使用後は速やかに容器回収の連絡をお願いします。
容器搬出時および回収完了時の液面計の差を使用量とします。

極低温科学センター棟別館(旧:理学部低温サブセンター)で実験機器にくみ出しを受ける場合
 ・前日までに内線(青葉山92)6732までご連絡ください。
 ・くみ出し日は月曜~金曜日(祝祭日は除く)午前10~12時、午後1~4時までです。
 ・実験機器はあらかじめ、液体窒素で十分に予冷を行ってください。
 ・注入はセンター職員の指示に従ってください。
 ・記録簿はセンター職員が記入します。

ヘリウム容器回収の連絡方法
 ・容器の回収は液体ヘリウム注文システム内の容器返却ページから依頼できます。
  または内線(青葉山92)6732にご連絡ください。
  ※16時以降の回収依頼は、翌日の回収になる場合があります。

注意点
 ・使用後の液面が15%以上残るようにして(使用後しばらくは蒸発量が多くなります。)
  返却してください。空にしてしまった場合は速やかにご連絡ください。
  ※土日祝日・連休中は特にご注意ください。

使用料金について
 ・料金は、建物毎の回収率に応じた単価(1リットル当たりの値段)を設定し、
  それに使用量を乗じた値となります。
 ・月別の使用量・回収率・単価は、液体ヘリウム注文システム内の回収率のページから
  確認することができます。
 ・無回収を前提とした供給を受ける場合は、別途単価を設定していますのでご注意ください。
 ・液体ヘリウム利用料金について詳しくは液体ヘリウム供給料に関する取扱い内規(学内限定)
  ご覧ください。



液体ヘリウム使用料の支払い方法

極低温科学センターから供給される液体ヘリウムの使用料金は大学運営資金のほか科研費等外部資金によっても支払うことができます。それぞれの支払い方法については以下のようになっております。
液体ヘリウム供給料に関する取扱い内規(学内限定)も合わせてご覧ください。

■大学運営資金「運)研究経費」で支払う場合

 「液体ヘリウム注文システム」で注文する際に、経費の項で「大学運営資金」の「運)研究経費【40101201】」のところにチェックを入れてください。
 振替の時期については別表をご覧ください。

 ※平成28年3月15日より、「液体ヘリウム注文システム」の経費入力欄を変更しました。

■「運)研究経費」以外の大学運営資金で支払う場合

 「運)研究経費」以外の大学運営資金によるヘリウム供給申込書 にご記入の上、お申し込みください。
 お申し込み後、支払コードをご連絡しますので、「液体ヘリウム注文システム」で注文する際に、経費の項で「大学運営資金」の「その他」のところにチェックを入れ、支払コードを入力してください。

  「運)研究経費」以外の大学運営資金によるヘリウム供給申込書(青葉山)(excelファイル)
  「運)研究経費」以外の大学運営資金によるヘリウム供給申込書(青葉山)(PDFファイル)

■科研費等外部資金によって支払う場合


  (1) 科研費等による液体ヘリウム料金の支払いルールに従い、各年度最初に注文を行う前に利用期間内の利用予定金額を設定し、 科研費等によるヘリウム供給申込書(様式1)を極低温科学センターに提出していただきます。

科研費等によるヘリウム供給申込書(様式1)(wordファイル)
科研費等によるヘリウム供給申込書(様式1)(PDFファイル)
申込書記入方法(PDFファイル)

提出先(学内便):青A-5 極低温科学センター 極低温物理学部

科研費等で支払いが出来る液体ヘリウム料金は、毎年度4月から予算種毎に別表に定められた期間(申し出を行った日が4月以降の場合は、申し出を行った日からの期間)に供給された液体ヘリウムに関するもののみとなります。
  (2) 予約システムで予約する際に、該当する経費のところにチェックを入れてください。
各研究室のヘリウム使用量集計、四半期毎の回収率は予約システムから見ることができるので、
利用に際しては、利用料の振替、又は請求が可能であることを確認のうえ、ご利用ください。
  (3) 利用者の経理担当者に極低温科学センターからヘリウム使用料の請求を行い、経理担当者から
センターへの支払いが行われます。集計期間と請求時期については別表をご覧ください。

※ 複数の外部資金を用いる場合
 液体ヘリウムの注文時に、どの費用によるヘリウム利用かを明記してください。
 なお供給後は、財源の変更はできかねますのでご注意ください。


【別表】予算種毎のヘリウム利用期間と請求時期

利用期間
第1四半期
(4月~6月)
※1
第2四半期
(7月~9月)
第3四半期
(10月~12月)
第4四半期
(1月~3月)
又は
(1月~2月)
※2
予算種毎の集計月 大学運営資金
寄付金
7月 10月 1月 4月
受託研究
共同研究
受託事業
科学研究費補助金
7月 10月 1月 3月
※2、※3

※1: 科学研究費補助金については内定日以降利用可能です。
※2: 受託研究・共同研究・受託事業・科学研究費補助金の第4四半期の利用可能期間は、原則として1月~2月です。2月分は2月末日を会計の締め日(2月末日が土日の場合はその前の金曜日)とします(3月1日から3月31日の期間はこれらの費用での支払(振替)は不可となります)。
※3: ※2 の期間以降の利用を希望する場合(年度末において、全額執行する必要のない外部資金によるヘリウム利用の場合等)、事前(2月末日まで)に所属部局の経理事務担当者と協議し、極低温科学センターまで連絡願います。


諸注意

・液体ヘリウム利用を申し込まれても供給できない場合もあります。その場合は前日までにご連絡いたします。

・不明な点は極低温科学センターにご相談願います。
 ヘリウム容器の異常など、なんかおかしいな?と思ったときは、決して強行せずにご連絡ください。

・低温関係では過去に重大な事故が数多く報告されていますので充分ご注意願います。



液体ヘリウム容器転倒危険予測マップ(学内限定)

  理学研究科(2017年5月11日版)(PDFファイル)
  工学研究科低温センター(2017年5月11日版)(PDFファイル)